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◆会期 2012年2月19日(日)10:00~17:00
◆会場 「TKP銀座カンファレンスセンター」
東京都中央区銀座1-8-14 銀座YOMIKOビル8B会場
◆参加費 IVC学会会員\30,000 会員外\50,000
★会員外の方はご入会いただくとお得です。
(入会金\5,000+年会費\10,000+会員セミナー参加費\30,000=\45,000にてご参加いただけます)
◆参加お申し込み法→別紙FAX用紙にてお願いいたします。(定員になり次第締切りといたします)
「関節リウマチに対する非変性Ⅱ型コラーゲンの効果」
東京銀座クリニック宮澤賢史
関節リウマチは免疫異常により関節周囲の関節滑膜が炎症を起こす自己免疫疾患である。発症の原因ははっきりわかっていないが、免疫異常により、関節軟骨のⅡ型コラーゲンを異物と誤って認識して、これに対する免疫が働いてしまうことで関節に炎症を起こすと考えられている。
現行の医療では炎症を抑えて、将来の関節変形を防ぐこと、痛みをコントロールする事が主目的となっており、このために抗リウマチ薬や消炎鎮痛剤、ステロイド剤の投与などの薬物療法や手術療法といったことが行われている。
しかし、残念ながらこのような治療では、多くの場合、完治は望めず、長期的に見ると運動機能障害を起こすことにもつながっている。関節炎の進行による痛みやこわばりが歩行などの日常生活動作を困難にし、著しく生活の質を低下させてしまう。
あなたのお母さんは食欲不振があるとき
非変性Ⅱ型コラーゲンは免疫活性を維持した状態で腸管に届き、認識されるという特性を持っている。腸管には免疫の60%が集中しており、腸管免疫と全身免疫は常に連携している。サプリメントとして持続的に摂ることで、Ⅱ型コラーゲンは異物ではなく栄養素として再認識され、それが全身に伝わることで、関節軟骨に対するⅡ型コラーゲンへの免疫の攻撃も減っていく。
ハーバード大学医学部のデビッド・トレンタム博士を始めとして、関節リウマチに対してこの成分を用いたヒト臨床試験が数多く行われ、発表され、良好な成績を上げている。
今回、3カ月間にわたり、20名の患者に非変性Ⅱ型コラーゲンを投与して経過を観察したところ、顕著な効果が表れたので報告する。
「IVCとキレーションによる鉄欠乏性貧血の改善」
笹塚歯科院長 木村一相
解毒(IVC・キレーション)による鉄欠乏性貧血の改善
tonsilectomyの耳の痛み
鉄は人体にとって必須のミネラルであり、体内の鉄のほとんどはヘモグロビンに含まれている。ヘモグロビンは血流を通じて組織の細胞に酸素を運搬する重要な役割を担っており、鉄欠乏症はヘモグロビン量を減少させ貧血を引き起こす。
他方、血漿中に存在する鉄フリーイオンは毒性を持つことが知られている。
歯科領域においても貧血は歯肉出血・歯周病・歯ぎしり・創傷治癒不全などを招く因子となり栄養指導により改善すべき病態である。
従来、血液生化学検査(Hb、血清鉄、フェリチン、TIBC)から鉄欠乏の有無を判定し、鉄剤の投与や各種栄養素の摂取により改善を試みていたがその効果には個体差があり、鉄欠乏は単純な鉄の摂取量と消費量のアンバランスではないことが推測される。
そこで、生体内における鉄の代謝経路を阻害する因子(重金属毒性)に着目し、様々な栄養アプローチを試みた長期症例の検討から鉄欠乏貧血の根本原因を究明する。
「皮膚疾患とくにアトピー性皮膚炎と栄養療法の可能性」
クリニックハイジーア院長 山上温子
「当院でのIVCの取り組み(仮)」
さがら内科クリニック院長 相良昌秀
当院では、2010年4月よりIVC療法の本格導入を致しました。
今回、当院でのIVCの使用症例や取り組みにつき、発表させて頂き、出席者の方々のご意見など、今後当院でどのように行えばよいか、検討させて頂きたいと思います。
当院は、福岡県は北九州市というところで開業しており、政令都市・100万都市と謂われていましたが、現在は人口100万を切っており、博多はもちろん、熊本市にも追いつかれそうな、衰退傾向がみられているのが現状の地域です。
眼振、発作
導入当初は、肝臓がんの骨転移の患者さんや、胃がんの患者さんなどが導入きっかけともなり行って参りましたが、以降はIVCも不定期での施行となっており、また、周辺地域への周知も十分でないということもあり、当院では、
HPでのお知らせ。
院内掲示。
ニンニク注射や、プラセンタ療法など低価格・簡易性のアンチエイジング療法に乗じて。
口コミ
などの取り組みを行っていますが、今後の検討課題として、
IVCの啓蒙を、如何にするか。
料金設定の再検討。
簡易Vit-DIVの推奨。
など、IVCのあり方等今回提案し、皆様のご意見を伺いたいと思います。
「酸化ストレスと口腔疾患」
タカノデンタルクリニック 高野仁男
口腔は生命活動をするうえで、胃や腸など体腔に繋がる消化管の最先端であり、歯や粘膜、舌、唾液腺等から成りたち食物や細粉化して体内に取り込むための重要な器官といえる。口腔内に取り入れられる食物は零下数十度から時に100度近い温度に接することもある。またpHもアルカリから酸性まで様々な食品に暴露する。そして好気性菌・嫌気性菌など問わず無数の細菌、ウイルス、真菌が狭い空間の中に生息しており、生体組織にとっては非常に過酷な環境にあると言えるだろう。
ストレスとは物体が外部から刺激を受けた時に内部に生じる歪のことである。そしてストレスを引き起こす要因がストレッサーであり、活性酸素やフリーラジカルがストレッサーになることを酸化ストレスと呼んでいる。酸化ストレスはいわば酸化や還元状態の維持機構が破綻した状態である。
口腔は様々な刺激に晒されているなかで、受けるストレスも無数にある。体内の主な器官の中でも飛びぬけてストレスが多いと考えられる。
組織がストレスを受けると生体は反応して、様々な障害を引き起こす。う蝕や歯周病の感染症をはじめ、口内炎や舌炎などの炎症を惹起する疾患は最たるもので、その治療に際しての薬品や詰め物、金属なども生体にとってストレッサーになりうる。
今回の講演では、口腔組織と酸化ストレスの関与を明らかにし、ビタミンCをはじめとした抗酸化物質が口腔疾患に対して奏功することを紹介する
「遅発型食物アレルギーテストに基づく栄養指導 」
笹塚歯科栄養士 安田 希
食物アレルギーには大別すると即時型(IgE)と遅発型(IgG)アレルギーがあるが、一般的には即時型アレルギーが知られており、遅発型アレルギーが様々な体調不良や不定愁訴の原因となっていることはあまり知られていない。
遅発型食物アレルギーの反応は2時間後~2日後に発現するため自覚症状に乏しいが、IgGがヒト免疫グロブリンの大部分(約80%)を占めていることから人体に与える影響が大きいことは推測される。
遅発型食物アレルギーで起こりうる症状として関節痛・皮膚症状・免疫機能低下・慢性疲労などが挙げられる。
しかし、現在行われている一般的な栄養指導は、摂取カロリーや栄養素に重点が置かれ、食生活やライフスタイルの変化など現代人に本当に必要な栄養指導とはかけ離れているのが現状です。
そこで、遅発型食物アレルギー検査に基づく栄養指導の症例と、当院での栄養指導方法をご紹介いたします。
学術集会に御出席できなかった先生方へ
DVD有償配布に関するご案内
第6回学術総会のDVDを有償にて配布いたします。
御希望の先生は下記までお申し込みください。
なお、お申し込みを頂いてから、お手元に届くまで多少お時間を頂きたくよろしくお願い申し上げます
お問い合わせ先:IVC研究会事務局
〒101-0054東京都千代田神田錦町2-2-16第二佐野ビル5F
TEL:03-5577-6490 FAX:03-5577-6491(担当:手塚)
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